スポンサード リンク

攻略テクニック

○飛行要領

このゲームにおける航空機の機動は全く航空力学を無視しており、はっきり言って滅茶苦茶です。多分この世界には空気がないとしか思えません。海面高度から一万メートルまで九十度の垂直急上昇を敢行しても失速しませんし、迎え角大で失速などという概念は持ち出す方が野暮です。もちろん、急降下しても空中分解何のその、機速すら増大しません。飛行速度は一にスロットルの加減によっています。急降下しても急上昇しても常に速度は一定なのです。ある意味すごい飛行機です。

 

当然、舵は異様に軽いです。旋回もロールも屁の河童です。従って、方向舵はあまり使いません。使ってもしょうがないですから。フラップもどうでもよい存在です。とにかく、フライトシミュレーターではなく、フライトシューティングです。この感覚を理不尽と考えずに慣れることが肝心です。

 

被弾するごとに最高速度や旋回性能が低下し、その限界を超えると墜落します。当然、地形地物・海面から味方の航空機まで、衝突判定もあります。衝突すると一発で死ぬので、気を付けましょう。

○表示オプションについて

戦闘時にスタートボタンを押せば、コマンドが出現します。撃破・武器視点がデフォルトでオンなので、注意。

  • コックピット表示→断然オフの方が良い。視界が違います。
  • 追跡と標的表示は必ずオン
  • 撃破・武器視点は余裕のあるうちはともかく、終盤は五月蝿くなります。自分の好みで切り替えてください。

 

○空戦要領

◇全般

ミッションによってはかなり広い領域で目標が散在しているので、戦闘開始直後、スタートボタン→任務確認を選択して目標の位置を確認してください。どこを飛んでいるのか迷ったら、その都度、確認した方が早道です。

 

主人公は小隊長なので、僚機が二機(レーダーでは緑の点)付きますが、基本的に役に立たないと考えた方が良いです。指示を下すことも出来ません。頼みとなるのは自分だけです。

 

レーダーの赤い点が目標です。黄色い点は努力目標です。努力目標は必ずしも撃滅する必要はありません。

 

近い位置に敵機が残存していると、任務を達成していても帰還できません。撃墜するか、振り切ってください。

◇対戦闘機(ドッグファイト)

敵の思考ルーチンは愚昧極まりなく、ケツにつかれても回避行動をとらないので簡単に撃墜できます。基本的に垂直旋回戦闘になるので、同一高度に達したら、飛行機を横にしてグルグル回っていれば、そのうち目標が捕捉できます。射点に近づいたら、スロットルを開閉して速度を調節しながら、十分に近づいた上で必殺の弾丸を浴びせてください。言うまでもありませんが、後方には常に注意。いくら敵が馬鹿でも、舐めているとやられます。そして万一、敵を見失ったらいったん距離を離して、もう一回接敵してみてください。

 

ゲーム後半は乱戦というより、四面楚歌になりますので、深追いせずに手近な敵からちびりちびりとダメージを与えるしかありません。

◇対爆撃機

戦闘機と同様、回避行動は一切とりません。敵の爆撃機・雷撃機はあらかじめプロットされた高度、進路を取るのみ。だからといって舐めてはいけません。レベルがhardの場合、後上方より攻撃するとイチコロでやられます。必ず後下方から。後下方からなら、たとえ突進角が浅くても、全く攻撃を受けずに悠々と料理できます。そういうゲームです。このセオリーは全ての敵爆撃機(B29相手でも!)、雷撃機に対して有効です。

◇急降下爆撃

マニュアルに書いてある通り、降下角度は六十度以上。九十度垂直急降下でも引き起こしは簡単に出来るので、やるんだったら九十度で遠慮なく。降下開始高度は千メートルもあればよいです。慣れない内は三千くらいで十分です。爆弾投下(引き起こし)は三百から五百メートルでも間に合います。言わずもがなですが、機体は滑らせないように注意してください。あと、馬鹿馬鹿しい話ですが、急降下中でも敵戦闘機の追従を受ける(急爆の急降下についていける戦闘機がこの世界には存在する!)ので、安心しないで下さい。

 

但し、急降下爆撃は敵機の追従を受けやすい、対空砲火の洗礼を受ける、コツをつかむのに時間がかかる、目標が複数だと何度も高度を取る必要がある、低空強襲爆撃の方が合理的(このゲームに限っては)なので戦法としては勧めません。

◇低空強襲爆撃

敵の地上施設周辺には対空砲が設置されております。しかし、なぜか高度二百以下だと敵の対空砲火が途絶えます。このアルゴリズムを利用しない手はありません。目標に対し、超低空で進入、目標手前でやや上昇した後、浅めの降下角で爆弾を投下します。その際、心配なら速度を落として投下してください。このゲームでは必中にして、最も安全性が高い戦法です。アホな話ですが、背面飛行でも投弾・命中が可能です。試した奴が一番アホだとは思いますが。

◇高々度水平爆撃

爆撃照準器が存在しないので、止めましょう。高度三千でチャレンジしましたが、目測なので当たるかどうかは運です。当たった時は気持ちよかったのですが。やっぱり試した奴はアホだと思います。

◇雷撃

マニュアルには敵艦に対し、斜め後方から進入せよ、と書かれていますが、あまり気にしなくて構いません(実際の雷撃法としては後落といって最拙手の筈なんですが?)。

 

レベルhardでは敵に近づく前に、必ず進入高度を二十メートル以下にして、それを保ちつづけて下さい。ちょっと頭を上げようものなら、貧弱なくせにやたらと指向性が高い敵の対空砲火が待ってます。敵艦は回避行動を取らず、真っ直ぐにしか進みませんので、進入角度を気にする必要はありません。つまり、遠距離から発射しても正確に計算できていれば、ドンピシャで命中します。もっとも、魚雷の安全距離は設定されていませんので、近ければ近いほど命中率大です。必中距離まで肉薄して雷撃しましょう。確かに、大遠達距離から投射した魚雷が命中するのも乙なものですが、実際問題、難しいです。その他、注意としては投射時に機体を水平に保つことでしょうか。なぜかそれだけは本作でも再現されています。なお、魚雷の投射は本来低速で行わなければならないのですが、本作では関係ありません。最高速度でぶっ放しましょう。

◇敵機回避法

自分が戦闘機以外に搭乗する場合有効です。もし、搭乗機が急降下爆撃機なら、敵機を全機叩き落とすのに造作はいりません。しかし、攻撃機や大艇では運動性に劣るため、どうやっても勝てません。敵機が五月蝿くてしょうがない場合は急降下して地表すれすれで飛行してください。そうすれば敵の弾は絶対に当たりません。そういうゲームです。

スポンサード リンク